昭和にあった商売「カタ屋」とは? 2ページ目 | NewsCafe

昭和にあった商売「カタ屋」とは?

晴れ着の販売やレンタルなどを手掛ける会社『はれのひ』が、今年の成人式の前日に突然閉店し、成人式用の晴れ着を予約していた多くの客に衣装が届かなかった、という「商売人の風上にも置けない計画的な悪事」が起きたことは、記憶に新しいでしょう。そのニュースを耳にし…

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昭和にあった商売「カタ屋」とは?

カタは動物、乗り物などの他に当時の人気キャラクター、月光仮面や鉄人28号、アトムなどがありました。



私は特大の般若面のカタが欲しくなり、一番小さなカタと色粉をふたつほど買って挑戦しました。しかし、オヤジは一生懸命作った私の作品をろくすっぽ見ずに「これはダメね」と言ってグニャッと握りつぶしてしまいました。オヤジが高い点数券をくれるのは決まって金や銀の高価な粉をたくさんかけたものでした。何のことはない、単にお金をたくさんかけたヤツの点数が高いのです。


次の日、私は負けじと貯金箱からお金を取り出し、勝負につぎ込みました。小さいカタからだんだん大きいカタへ。粘土の量も粉の量も増え、投資額もどんどん膨らんでいきます。3、4日してみんなが一番大きなカタの分だけ点数券がたまるころになると、オヤジは忽然と町から姿を消してしまいました。


「してやられた!」そう思ったときはもう遅く、私の半ズボンのポケットの中には点数券だけが残ったのでした。


《まいじつ》

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