NHK「わろてんか」モデルの人物と山口組 ~その1~ | NewsCafe

NHK「わろてんか」モデルの人物と山口組 ~その1~

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NHK「わろてんか」モデルの人物と山口組 ~その1~

浅野連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)で主役の葵わかなが演じる藤岡てんは、吉本興業の創始者である吉本せいがモデルになっている。明治から大正、昭和を生きた女興行師で、作家の山崎豊子氏の小説『花のれん』のモデルでもあり、その一生は映画やテレビドラマ、舞台となった立志伝中の人物だ。


一方、全く同時代に興行の世界で名を上げつつあったのが、山口組二代目の山口登組長。せいは1934年9月3日、登組長を大阪ミナミの法善寺横町にある料亭に招いている。ちなみにせいは、その2年前の1932年に吉本興業合名会社を設立していた。


せいの悩みは東西の歌舞伎を傘下に持つだけでなく、大阪の道頓堀の劇場街にも進出して、寄席興行中心の吉本興業を脅かす『松竹』にどう対抗するかだった。その対策としてせいがプランニングしたのが、昭和の初期から台頭してきた浪曲だ。そのなかでも喉から手が出るほど欲しかったのが『清水次郎長』を演題にした浪曲で一世を風靡していた広沢虎造だった。


《まいじつ》
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