取引先が破産の申立て!貸倒損失として計上できるタイミングは?(松嶋洋) | NewsCafe

取引先が破産の申立て!貸倒損失として計上できるタイミングは?(松嶋洋)

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取引先が破産の申立て!貸倒損失として計上できるタイミングは?(松嶋洋)
債権が法律上切り捨てられた場合には、その切り捨てられた債権について、貸倒損失が認められます。法律上切り捨てられた、という要件については、法人税の通達において、以下のいずれかの場合を言うとされています。

■「破産の申立」だけでは貸倒損失とは認められない!

(1)会社更生法、金融機関等の更生手続の特例等に関する法律、会社法、民事再生法の規定により切り捨てられた金額
(2)法令の規定による整理手続によらない債権者集会の協議決定及び行政機関や金融機関などのあっせんによる協議で、合理的な基準によって切り捨てられた金額
(3)債務者の債務超過の状態が相当期間継続し、その金銭債権の弁済を受けることができない場合に、その債務者に対して、書面で明らかにした債務免除額

ご覧いただくと分かりますが、資金繰りに問題がある債務者に一番多いと思われる破産の申立てがあった場合は、この要件に該当しません。このため、破産の申立て段階では、貸倒損失は認められません。
《法律相談広場》

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