肯定・否定なんでもアリ…「『ヤバイ』使いたくない」7割 | NewsCafe

肯定・否定なんでもアリ…「『ヤバイ』使いたくない」7割

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時代とともに言葉の意味が変化する現象は珍しいことではないし、本来の意味とは違う意味の方が世に受け入れられるケースも多い。近年で言えば「的を射る」に代わって「的を得る」が市民権を得たあたりで「的は
時代とともに言葉の意味が変化する現象は珍しいことではないし、本来の意味とは違う意味の方が世に受け入れられるケースも多い。近年で言えば「的を射る」に代わって「的を得る」が市民権を得たあたりで「的は"射る"もの! 『的を"得る"』は誤用!」という警告が浸透、その後『三省堂国語辞典』が誤用説を撤回…という二転三転があった。鬼の首を取ったように「誤用! 誤用!」と言っていた人は、ちょっと恥ずかしいことになってしまったのである。
このように言葉はどんどん変わるもの…とわかってはいても、違和感を拭えない使い方もある。例えば、最近の「ヤバイ」の汎用性ときたら、脳が痺れるほどだ。NewsCafeのアリナシコーナーにも、ユーザーから「『ヤバイ』を使わない生活…アリかナシか」というテーマが寄せられたようだ。調査結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…72.4%】
■まったく使いません。
■めったに使わないよ。そんなヤバい事ないし。
■使いませんね。品位と知性を疑われますから。
■使う生活の方がヤバイ。
■ヤバイを連呼する人、薄っぺらく感じる。
■馬鹿っぽい。
■出川哲朗じゃないんだから(笑)。
■私の人生、大してヤバくないから…。
■ヤバイの意味もわからず安易に使い過ぎ、ヤバイは危険を感じた時に使う。
■もう、いい大人なので。

【ナシ…27.6%】
■結構ヤバイと口癖の様に言ってるね…。
■使わない生活をするメリットがわからない。
■よくないと思いつつ。
■年が年だから使わないようにしてるけど、たまに家で言ってしまう。
■良くない意味でのヤバイは使うよ。今時の意味では使わない。
■ヤバイを本来の危険と解釈。ヤバイ事が、この先ないとは限らないので。
■使わなくて済む生活を送れていないので。
■世の中ヤバイの一杯おるからな。
■それはヤバイ!
■めっちゃヤバイ!

結果、約3割の人が「『ヤバイ』を使う」と回答してはいるが、寄せられたコメントを見ると「すごく良い物に『ヤバイ』と言う変な習慣はいらん」「本来の意味でだけ使う」という内容も多い。若者風に、肯定の意味でも否定の意味でも「ヤバイ」を使う人は、全体の2割弱…といったところ。NewsCafeユーザーの年齢層が10代から50代以上まで幅広いことを踏まえると、妥当な数字か。
調べてみたところ、元来「やばい」は「具合の悪い様子」や「不都合」を意味する「やば」を形容詞にした語で、江戸後期にはすでに使われていたらしい。その後、1980年代の若者が「格好悪い」「危ない」などの意味で使いだし、「すごい」など肯定の意味を持ち始めたのは1990年代のことだそうだ。
だとすると、「すごい」を意味する「ヤバイ」はかれこれ20年近く使われていることになる。今時の若者が"いい大人"になる頃には、すっかり根付いているのだろうか…想像すると、なんだか不思議な気分だ。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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