その"自信"が命取り…8割が「高齢者は交通マナーが悪い」 | NewsCafe

その"自信"が命取り…8割が「高齢者は交通マナーが悪い」

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昨年の夏だったろうか、NHK「クローズアップ現代」で放送された「運転し続けたい ~高齢ドライバー事故の対策最前線~」という企画が大いに話題になっていた。なかでも注目を浴びたのは、番組中に登場した立正大学教授・所正文氏の調査による「事故を回避する自信がありま
昨年の夏だったろうか、NHK「クローズアップ現代」で放送された「運転し続けたい ~高齢ドライバー事故の対策最前線~」という企画が大いに話題になっていた。なかでも注目を浴びたのは、番組中に登場した立正大学教授・所正文氏の調査による「事故を回避する自信がありますか」という、ごくシンプルな年代別アンケートの結果である。
その問いに「ある」と答えた人の割合は、10代・20代で10%台、30代・40代が10%弱と最も低く、50代・60代前半も10%台。それが60代後半では約30%、70代前半で40%台と急激に上がり、75歳以上では実に53%に達していた。このグラフが警察庁発表の「年齢階層別・人口10万人あたりの交通事故死者数」のグラフ曲線と非常に似通っていたため、ネット上では「そりゃ事故減らないわ」と話題になったのだった。
"交通ルール"は、守らなければ事故に繋がる。その結果は数字に出ているものとして、では"交通マナー"にも世代差はあるのだろうか。NewsCafeのアリナシコーナーには、ユーザーから「高齢者は交通マナーが悪い…アリかナシか」というテーマが寄せられたようだ。調査結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…79.3%】
■お年寄りの斜め横断は本当に勘弁して欲しい。危ないよ!!
■横断歩道じゃないところを、車が来ても平気で横切ろうとする。
■マナーが悪いと言うか、視野が狭く、周りが見えないんだろうネ…。
■悪いというより自転車ふらつくから怖い。
■間に合うとか運転が上手いという思い込みで結果マナーが守れない。
■ウインカー出さない、お礼をしない、勝手にとまる。異常な低速走行。
■行きたい時が行ける時、自分は優先されて当然と思ってる所が×。
■自転車に乗っている高齢者がよく車道の真ん中を走っている。
■ご本人方はいろいろ不自由が増えて気の毒とは思うが…。
■あんなんでよく死亡事故にも合わずその年まで…といつも思う。

【ナシ…20.7%】
■老若男女問わず悪い人はいる。
■どの年代でもいっぱいいるよ。
■年齢じゃない。ただ、年配者はプライドや思い込みでタチが悪い。
■反射神経や、判断力が鈍ってることと混同してないか?
■それより若い母親世代のほうがはるかに悪いよ!
■出た! スマホ自転車で若い男に横断歩道でひかれるとこだったぞ!
■年齢よりも地域によりけりじゃない?
■年齢じゃないよーあとマナーとルールの違い分かってない人いるの怖い。
■(マナー)どころか交通ルールを忘れてしまっている危険な存在です。
■人のこと言えるほど美しい運転できてない。すまん。

結果はなんと【アリ派】8割。一方の【ナシ派】も「どの世代でも交通マナーが悪い人はいるからナシ」という意見が最多であり、「高齢者の交通マナーが悪いとは思わない」と答えた人は非常に少数であった。また「自分が常に最優先であると勘違いしているのは交通に限らないからナシ」という回答もあった。
現実的に"高齢者の交通マナーの良し悪し"をデータにすることは非常に難しいだろうが、圧倒的多数の人が「高齢者は交通マナーが悪い」と感じているのは事実…ということになる。高齢の方々はこの数字の是非を論じたいところかもしれないが、まずは「事故は回避できない」という"前提"で行動することが大切だろう。互いに気持ちよく過ごせる交通マナーを、世代問わず心がけたいものである。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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