墓石を石垣に用いる「転用石」がバチ当たりにならなかった理由を調べてみた | NewsCafe

墓石を石垣に用いる「転用石」がバチ当たりにならなかった理由を調べてみた

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安土桃山時代の幾つかの城、特に特に近畿地方に残る城の石垣の中には、古い墓石や石仏・石碑などを石材として使ったものがよくみられる。これらを「転用石」と呼ぶ。では、なぜこうした転用石が使われたのだろうか。また転用石が使われた石垣が、近畿地方に集中しているのはなぜかなどについては、諸説がある。

■魂抜き(切断)をして、石垣に用いていた

そしてこうした転用石の中には、意図的に切断されたものも多い。実はこれらが石材として転用された当時の常識では、決して「バチ当たり」ではなかった。転用石となる石碑や石仏などが、意図的に切断された理由については、幾つか説がある。そうした説の中には、むしろ「罰当たり」でないようにするため、こうした「神仏の宿る石」を切断したという説もある。

なぜ、「神仏の宿る石」を切断することが、「バチ当たりでないようにする」ことなのか。

これは仏壇や仏像などの、いわゆる「魂入れ・魂抜き」の仏事を行うことと、同じ理屈であるともされる。この「魂入れ・魂抜き」は、新しい仏壇を安置したり、引越しや買い替えなどをする際などに行われる。浄土真宗を除く(但し浄土真宗でも、実際には、異なる名目での仏事が行われることが一般的だが)多くの宗派の日本仏教では、今でも盛んに行われている。
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