記者「先日、デスクが『頭から離れない』なんて言ってた割に『一発屋』呼ばわりしたピコ太郎の『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』がスゴいことになってますよ」
デスク「はい。反省してます。タレントの古坂大魔王(43)がプロデュースしているというイチオシのパンチパーマ&ヒョウ柄衣装のシンガーソングライター、ピコ太郎さまですね」
記者「動画の再生数が世界1位に。全米ビルボートチャートの総合ランキングでは77位にランクインし、日本人としては1990年の歌手・松田聖子(54)以来26年ぶりの快挙です」
デスク「おめでとうございます。しかし、持続性は…どう考えてもないだろ」
記者「とはいえ、スゴいことです。ピコ太郎はテレビ番組での露出も増えて、世界に発信したという点で話題度は今年のナンバーワンでしょう」
デスク「一発屋と思ってたら、かなり前からのキャラだったらしいのね」
記者「15年ほど前に、『爆笑オンエアバトル』(NHK)で披露したところ、落語家の立川談志(享年75)に『面白い』と言われ、以来、持ちネチの1つだったそうです」
デスク「カナダのアーティスト、ジャスティン・ビーバー(22)が『お気に入り』ってつぶやいて世界的に広まったけど、15年も前に談志師匠が太鼓判を押してたわけね」
記者「ピコ太郎は確かにビーバーさまさまでのブレークですが、古坂自身はそもそも我々、素人より玄人受けするアーティストでした」
デスク「筆頭は、くりぃむしちゅーの上田晋也(46)か。いろんなところで売り込んでたね」
記者「明石家さんま(61)に『面白いヤツがいるんですよ』と言って、さんまに『え!? オレより!?』と言わせたのは伝説ですね」
デスク「CSの長寿番組『上田ちゃんネル』(テレ朝チャンネル1)では、レギュラーの古坂がピコ太郎で出てて笑った」
記者「上田は『今月のピコ太郎』といった続報情報コーナーも作ると大乗り気でしたね」
デスク「その上田は、そもそものピコ太郎の動画費用が古坂の自腹だったということも知っていたんだろうな」
記者「もちろん。トークでバックアップ態勢ですよ」
デスク「大御所のビートたけし(69)までもテレビ番組で『ピコ太郎さんは紅白(NHK・紅白歌合戦)に出ないのかね』なんて言ってたのもバックアップなんだね」
記者「先日はNHKもニュースで大きく取り上げてましたから、大みそかの紅白に何らかの形で出るための下地も整ったといえます」
デスク「ここまで話題になるとは信じられん!」
記者「ピコ太郎のブレークで、古坂が元底ぬけAIR-LINEのメンバーだったことを知った人が多いようで、注目されています。『一発屋』ではなく『一旗揚げた』の路線で期待しています」
デスク「散々、けなしてゴメンね。ピコっ!?」
《NewsCafeゲイノウ》
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