プリキュア世代 VS.セーラームーン世代 「タキシード仮面」は必要なし? | NewsCafe

プリキュア世代 VS.セーラームーン世代 「タキシード仮面」は必要なし?

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日曜朝のアニメといえば、「セーラームーン」(1992年~1997年)がなじみ深いという人も多いかもしれませんが、現在の幼稚園・小学生の女の子たちが夢中になっているのはアニメ「プリキュアシリーズ」。2004年の放送開始以来大ヒットを続けています。

「セーラームーン」と「プリキュアシリーズ」とでは、女の子のグループが変身して敵をやっつけるというストーリーは同じですが、実はこのふたつには大きな違いがあるようです。

というのも、プリキュアシリーズにはピンチのときにさっそうと現れて助けてくれる「タキシード仮面」がいません! 男性に頼らず女の子たちだけで協力して、キックやパンチで敵をぶっ倒します。

幼いころに接するカルチャーの影響力は、はかりしれないものがありますから当然、セーラームーンを見て育った世代とプリキュアを見て育つ世代とでは、男性に期待するものが大きく違ってきそうです。

ある24歳の女性いわく、「私の同世代の女の子たちが、男子に求めているのはただ一点、『癒やし』のみです! 肉食っぽいタフさとか、ぐいぐいと引っ張ってくれる感じなんて、はなから期待してないんですよね」とのこと。

中学校で家庭科の男女共修が始まったのが1993年。いまの20代前半女子たちは、小さいころから男女平等の教育を受けて育ってきました。

「男=しっかりした存在」という幻想に触れることなく育った彼女たちにとって、男性はふつうに横にいるもので、とりたててリードして欲しいような存在ではないのです。プリキュアシリーズのヒットも、まさにこのトレンドを反映したものでしょう。

男らしい強さなんてノーサンキュー。私は私でがんばるから、ほのぼのと癒やしてさえくれればそれでOK。そんな「求めない女子」がこれからの主流になりつつあります。みなさんは、いかがですか?

[ライター 五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。詳細はオフィシャルブログまで(http://ameblo.jp/iota-s/)。また、2011年9月発売『一瞬で幸せ本能がめざめる 心のゆるめかた』の出版を記念して、11月19日(土)に"心のゆるめかた実践編"セミナーを開催。セミナーの詳細は(http://ameblo.jp/iota-s/entry-11072257348.html)まで]
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