「クルーズ」見聞録 ~前編~ | NewsCafe

「クルーズ」見聞録 ~前編~

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日本人と欧米人の違いに「日本人は働く為に休暇をとり、欧米人は休暇をとる為に働く」という説がある。

10年程前に25000トンのクルーズ船"パシフィック・ビーナス号"で横浜⇔鳥羽の2泊のミニクルーズを経験した私は、「これは良いかも」とチャンスをうかがっていたが、結婚周年記念で「ハワイ4島クルーズ・9泊10日の旅」をする事となった。ホノルルまで成田から飛行機で行き、午後にはホノルル港でクルーズ船に乗り「マウイ島→ハワイ島→カウアイ島→オアフ島」と周る旅だ。

乗船したクルーズ船はアメリカ船籍でハワイクルーズを独占している「プライド オブ アメリカ号」80000トン・13階建の大型船である。
船の中の食事やショッピングは全てIDカードの提示で行われる。部屋は海に面したバルコニー付きのツインの部屋。広さはビジネスホテルのツインルームといったところか。早速トランクの中の全てを引き出しやクローゼットに移す。これでトランクとは下船するまでお別れ。毎日荷物をパッキングして次の目的地に慌しく向かうツアーと異なり、これもクルーズの大きな魅力だ。
談話室で日本人クルーより以下のオリエンテーションを受ける。

『この船は1000室の客室があり、今回も満室で2000名の乗客が乗船している。日本人客は40人(全体の2%)。巨大なホテルと考えて欲しい。24時間飲食を提供するために予約不要4つの大食堂・予約が要るフレンチ等の6つの専門レストランがあり日本語のメニューも用意。7つのバー&ラウンジ・10を越すショッピングのためのお店がある。プールは11階・スポーツジム・サウナは12階で無料・エンターティメント施設は大小の劇場が3つ・その他談話室・カードルーム・ゲームセンター・エステ・図書館…がある』

早速船内を視察。船首部・中央部・船尾部にそれぞれ6基のエレベーターがある巨大さで、間違えると延々と客室通路を歩く羽目になる。昼食は手軽な「バイキング食堂」へ向かった。東京の有名ホテルのバイキングに似ているが、大きさはその3倍程度。半ズボンでTシャツの巨漢のアメリカ人が山盛りの皿を持って行き交うのは壮観である。

貧乏性で部屋のデッキで海を見ていても飽きてしまい、持参のスエットに着替えて12Fのジムへ行く。各種のマシンが40台ほど並んでおり、すでに20人ほどが汗を流している。1時間ほど汗を流し、船の周りを一周する遊歩デッキでクールダウンのウォーキング。
翌朝には次の島に着き、朝食後「島内観光のバスツアー」を楽しんだ。

さて、次回のコラムでは「日本人ホテルマネージャー」への取材話を紹介しよう。
乞うご期待──。

[気になる記事から時代のキーワードを読む/ライター 井上信一郎]
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