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本田圭佑は俊足だった!?

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本人が望んでいる数字とは離れているかもしれないが、久しぶりにゴールにうえた本田圭佑が戻ってきた。20日に行われたトム・トムスク戦で後半途中から出場した本田は後半18分に豪快なフリーキックを叩き込んだ。

16試合で7得点。このままの調子を続ければVVVフェンロ時代の36試合16ゴール13アシストに近づく可能性もでてきた。もともと本田にとって在籍するCSKAモスクワは自身のキャリアの最終地点ではない。本田は以前からレアル・マドリードを目標としており、オランダ→ロシア→スペインが本人にとっての理想のステップアップであるはずだ。

南アフリカワールドカップでの活躍もあり「ビッグクラブ移籍は近い」。誰もがそう感じていたが現実は厳しいものだった。まず最初にネックとなっているのが高額な移籍金。その額は14億円~20億円と言われている。ひと昔前と違いこんな額を簡単に払えるクラブは少ない。

当然この金額が安いと思わせるほどの活躍が移籍への一番の近道である。しかし10年シーズンは本来の攻撃的なポジションではなくボランチでの起用が多かったため思うようにアピールすることが難しかった。このレベルの選手になると本来の位置ではなくとも無難なプレーは可能だが、本田の場合は明らかに持ち味を殺され窮屈にプレーしている場面が多かった。

転機は今年の5月。この頃からリーグ戦で調子が上向き始め再びゴールを量産しだした。足首痛が解消したことがパフォーマンスアップに繋がっていると思えるがプレーを見ていると何か吹っ切れた印象を受ける。8月10日に行われた韓国戦でも好調の勢いそのままにゴールを決めている。ここに来てアーセナルが正式オファーをだしたと報道されるなど移籍話が加速してきたがマーケットが締まる8月31日までに何かしらの動きはありそうだ。

一般的な本田のイメージといえば豪快なフリーキックとフィジカルの強さ。ウィークポイントとしては「スピードがない」と言われる。しかし面白いデータがある。南アフリカワールドカップでFIFAは選手達の詳細データも公式記録として公表している。ここでは走行距離、スプリント、最高速度などの各選手の詳細データを見ることができる。

それによるとカメルーン戦での日本代表の最高速度は長友佑都の時速30.13キロ。普通に走っている自転車よりも速い。この試合での本田の最高速度は21.88キロ。フィールドプレーヤーの中では最も遅かった。

しかしグループリーグ最終戦での本田の最高速度は時速28.11キロ。これはこの試合の日本代表の中で最速の記録だった。さらに驚くのが決勝トーナメントのパラグアイ戦では本田は時速29.43キロまで数字を上げている。

例えばスピードがあると思われている大久保嘉人は28.38キロ。データを見る限りだと本田は「足が速い」ということがわかる。陸上のマイケル・ジョンソンも独特なフォームでパッと見では速いと思えないが実際のタイムは凄い。記録でみると意外な事実が分かるから面白いものだ。

個人的に本田はバロンドールを狙えるくらいの選手に成長すると思っている。ロシアリーグも決してレベルの低いリーグではないがトップクラスではない。現在25歳。世界一を目指すには今年中がステップアップのリミットかも知れない。
《NewsCafeコラム》
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