高岡蒼甫、新設ブログで騒動の発端について明かす | NewsCafe

高岡蒼甫、新設ブログで騒動の発端について明かす

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ツイッター上でのフジテレビや韓流ブームに対する批判的な発言が波紋を呼び、所属事務所を退社した俳優・高岡蒼甫(29)が29日、新たに個人で「高岡蒼甫 本人ブログ」と題したブログを開設した。自殺未遂やうつ病・パニック障害に襲われた苦悩の日々、マスコミ嫌いになった経緯、そして今回の騒動の発端について明かした。

高岡は「事実に基づく真相」というタイトルでブログを更新。書き出しから「今回の一連の経緯。この際だから初めて話します。パッチギを撮り終えた暫く後に自分は自殺を図った。その後半年間仕事を休む」という衝撃的な告白で始まった。
映画「パッチギ!」は2004年に製作し05年1月に公開された。自殺未遂はその頃だと思われる。

さらに、04年に主演した女子高生コンクリート詰め殺人事件をモチーフとして製作された映画「コンクリート」まで話はさかのぼる。「コンクリートという映画の事や友人関係、仕事関係、いろんな事で裏切られたと思い疲れ、プレッシャーとよくわからないネットからの始めての執拗な攻撃に耐えきれなくなっていき生まれて始めて精神が崩壊した」と当時の苦しみを振り返った。「精神病院に通い睡眠薬、精神安定剤の服用から顔もパンパンに膨れ上がりそのまま復帰作の撮影に挑んだ」という。

マスコミ嫌いになったきっかけは、映画「パッチギ!」のキャンペーンで行った韓国での取材で、事実とは異なる文章が掲載され、日本のマスコミやネットから「反日思想」のレッテルを貼られたことだという。さらに、その「反日」からの流れで、妻の女優・宮崎あおい(25)との交際が発覚した際にもバッシングを受けると、うつ症状を再発。結婚式でも「ありもしない暴力団だらけの結婚式」などと新たなレッテルを貼られ「マスコミなど全員くたばれと心底思っていた」とぶちまけた。

思うように日常生活も人付き合いも出来なくなり、酒におぼれる生活が続くと、しばらくしてパニック障害を発症。昨年6月の主演映画「さんかく」の舞台あいさつ中に倒れてしまったのも、病気が原因だった。

「これでダメなら本当にもう辞めよう」と役者生命をかけて挑んだ今年1月の舞台作品「金閣寺」(原作・三島由紀夫)で、前向きな役が自分とリンクし「何年かぶりに前向きになれた」と自信を取り戻しつつあったが、その矢先に東日本大震災が起こった。
「今度は自分が前向きにさせる番だ」と思ったが、「放射能の事から目を背けさせたり、都合の悪い事は報道規制をかける」マスコミに失望。「国民に伝わらない情報が多すぎたり、的外れな外国のドラマ、朝のニュースでは偏った報道。この国を心底疑った」という。
その結果が今回の発言であり「決して自分は韓国に対する批判はしてはいない」と釈明。「日本を引っ張っていってる人間たちに対する抗議」なのだと訴えた。
《NewsCafe速報》
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