史上初のベスト4 | NewsCafe

史上初のベスト4

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日本では男子サッカーと比べ表舞台に出る事は少ない女子サッカーだが、さすがにワールドカップベスト4まで来てしまったら注目しないワケがない。しかも破った相手はワールドカップ3連覇を目指した開催国のドイツ。これは快挙と言っていいだろう。

男子と違って女子サッカーの仕組みを知っている人は少ないと思う。まずは簡単に女子サッカーについて説明したい。男子と同じく4年に1度開催される「FIFA女子ワールドカップ」が最高峰の大会で1991年に第1回大会が中国で開催されている。これまでの最多優勝国は米国とドイツで共に2回優勝している。

世界的に強豪と言われているのはランキング上位でもある米国、ドイツ。ノルウェーやスウェーデンの北欧勢も強い。有名な選手としてはセリエA・ペルージャ入りのウワサが話題となったドイツのビルギット・プリンツ。米国のミア・ハム。日本では沢穂希が最も知名度がある。

日本での女子サッカーは1994年に「Lリーグ」が発足。2004年には日本サッカー協会の掲げる「キャプテンズ・ミッション」に「女子サッカーの活性化」が盛り込まれこの年の9月には「なでしこリーグ」という愛称が採用された。2011年現在は9チームが1部リーグ(なでしこリーグ)。東西に分かれた12チームが2部リーグ(プレナスチャレンジリーグ)として奮闘している。

ワールドカップに話を戻す。日本が勝った相手ドイツはワールドカップ2連覇中でUEFA女子選手権に7度優勝している紛れもない世界のトップだ。そんな強豪チームに日本は勝ってしまったのである。男子でいえば日本がスペインに勝ってベスト4に進出するようなものだ。試合後の選手達も勝ったことが信じられないような表情を浮かべながらインタビューを受けていた。

Vゴールを決めた丸山のシュートも素晴らしかった。トップスピードのままコースのない位置から見事にワンチャンスを物にした。注目すべきはシュートを放つ際にゴールに目線を向けなかったこと。相手GKはかく乱させられ結果的に逆に飛んでしまい丸山の頭脳、技術に屈した。

次の相手はスウェーデン。平均身長で日本を大きく上回る北欧の強豪だがドイツを破ったなでしこジャパンに恐れるものは何もない。決勝に進んでくるのはおそらく米国だろう。北京五輪準決勝での借りを返す最大のチャンスだ。スウェーデン戦は日本時間13日(水)の27:45キックオフの予定となっている。
《NewsCafeコラム》
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