桑田佳祐出演のスマートフォンのCMに、"人とのつながり"を感じる | NewsCafe

桑田佳祐出演のスマートフォンのCMに、"人とのつながり"を感じる

芸能 ニュース
果てしなく広がる田んぼと麦畑。そんなのんびりした田園風景の中にたたずむ小さなバス停。そのベンチでバスを待つ"彼"のスマートフォンから、なじみのある歌声が流れ出す…。スマートフォンをのぞいた"彼"が、画面をじっと見つめるところから物語は始まる──。
現在放送中のNTTドコモの2011年夏のキャンペーンCMに桑田佳祐が登場し、しっとりとした郷愁を漂わせている。あたたかい歌声とともに、桑田が若者を励ましたり、背中をちょっと押したり、そしていっしょに歩き出す、というような心温まる内容だ。
"いい夏にしよう"。そんなフレーズがいつも以上に意味深く感じられるこの夏。持ち主にいつも寄り添うスマートフォンとの一体感と、新たなひと夏が始まる期待感を強く感じさせる。

CM撮影当日、桑田が現場に現れると、さっきまで雲がかかっていた空も晴れ渡った。にこやかに現場入りした桑田も、撮影に入るとすぐ真剣なアーティストの顔で集中。歌い出しの部分などを何度も口ずさんで確認し、シーンの演技についても、「楽しげな雰囲気の表情ですよね?」などと熱心に監督に尋ねる。曲が始まると、軽やかに楽しそうな表情でリズムに乗って歌い出し、二人の連帯感もぐんぐん高まっていく。
夕焼け空の広がる土手の上での撮影では、桑田と"彼"が二人並んで歩く。桑田は歌いながら、リズムに合わせて手を大きく振ったり空を指差したり、"彼"をさりげなくリードするかのように歩いていく。夕暮れでシルエットにも見える状況の中、"頼れるアニキ"的なノリを感じさせる絶妙なパフォーマンスに、"彼"役の共演者もすっかりリラックスしていた。撮影が進むにつれてぐっと親密さを増した二人には、すでに相棒の信頼感がたっぷり。

CMで流れる曲「明日へのマーチ」には、"希望"や"あした"といったフレーズがちりばめられ、聴く人を勇気づける優しさと温もりにあふれている。この曲の世界観と、大空の下で雄大に歌い上げる姿はぴったりマッチ。このCMのように、人々の心を動かし、つないでいくチカラで日本を元気に。そんな夏になることを期待したい。
《NewsCafe》
page top