東京ディズニーランド、運営再開が"4月15日"だったワケ | NewsCafe

東京ディズニーランド、運営再開が"4月15日"だったワケ

経済 ニュース
東日本大震災を受け、3月12日から休園していた千葉県浦安市の東京ディズニーランドが15日、約1カ月ぶりに営業を再開した。当日は、この時期の平日としては多い約1万人が行列を作った。この日を待ちわびていた人は多く、中には徹夜組もいたという。開園時間の午前8時、入場ゲートが開くと多くの来場者が次々と園内に駆け込んだ。ミッキーと記念写真のために来場者が長蛇の列を作り、中にはミッキーに抱きつき、泣き出す人も。

来場者たちは「思ったより早く再開してくれて嬉しい」と語るが、なぜ運営再開が4月15日だったのだろうか──?
実は、"4月15日"は日本に「東京ディズニーランド」が開園した記念すべき日なのである。震災後、運営を休業していたディズニーランドだが、少しでも多くの人を笑顔にするために、元気や勇気をとどけるために、そして一日も早い日本復興を願い、記念すべき"4月15日"を新しいスタートの日と選んだのかもしれない。

TDLは、営業再開にあたって園内の噴水を止めるなど節電対策を実施。エレクトリカルパレード・ドリームライツも公演は見送られる。地震で一部が破損した人気アトラクション「ビッグサンダーマウンテン」は、補修のため4月末まで休止する予定だ。さらに、5月14日までの1カ月間、被災地復興のための義援金として入場料から1人当たり300円を拠出し、合わせて4月22日からパーク等で販売するチャリティーリストバンドの売り上げ金の全額を義援金として日本赤十字社へ寄付するという。
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