世界の独裁国家に警鈴「右手に投石、左手に携帯電話」 | NewsCafe

世界の独裁国家に警鈴「右手に投石、左手に携帯電話」

海外 ニュース

1月にチュニジアで長期独裁のベンアリ政権がデモで倒れ、2月にはエジプトでムバラク政権が崩壊した。これを見た各国の民衆が「自分たちの力で政治を変えられる」との自信と希望を得て中東各地でデモの嵐。リビアでは内戦状態に陥っており、最高実力者カダフィ氏側の勢力が東部から進軍した反体制派の最前線となった中部ビンジャワドを攻撃するなど反撃に拍車をかけている。運動拡大のキーとなるのがインターネットを使った国民の連携。日頃から連携を密にしての組織的な運動ではなく、facebookやTwitterなどのコミュニケーションサービスで状況を刻々と報告しあっているという。この事態に注目し、NewsCafeでは2月27日に「ネットから広がるデモ運動、どう思う?」というアンケートを実施。1325件の回答総数のうち46%が【ネットを利用した民主運動を支持】と答えた。寄せられた意見をそれぞれご紹介しよう。

【ネットを利用した民主運動を支持】(46.26%)
◆国がネットを禁止しない限り世界はネットで繋がり、自由に意見を読み書きできる。国ではなく政党でもなく、世界の共通認識が形成されるのは時間の問題だろう。国によるネット禁止は経済的に利点無いだろうし。 [男性/40代/会社員]
◆ネット運動大賛成!頑張れ!反対派は、しょせん他国の事、他人事だから反対云々と言ってられるのですよ。これが自分の国の事だったらネット運動でも何でもやるだろうな。そんなものですよ。 [男性/40代/その他]
◆独裁政治を倒す為なら、良い事。民衆の力は強い。 [女性/50歳以上/その他]
◆指示しない方の意見が聞きたい。 TVは情報操作され、小さな声はもみ消される。だからネットによって国民が団結した事は素晴らしい。日本は「デモ」に悪いイメージを持つ人が多いが、ある意味洗脳されてると思う [女性/20代/会社員]

【ネットを利用した民主運動を支持しない】(13.36%)
◆暴動によって勝ち得た自由ならば、暴力によって再び奪われてしまう危険があるように感じます。暴動や暴力の正当化は出来ない。 [女性/40代/専門職]
◆大変危険です。今でさえ正しいか否か確認する前に、またそれさえせずに、情報がまたたくまに独り歩きする。そして加減を知らずに憂さ晴らしも込めて叩きまくる。暴徒と紙一重です。 [女性/30代/自営業]

【どちらでもない】(33.13%)
◆口コミ、ネット、ビラ…ツールが違うだけで大切なのは、その情報を自分で判断すること。 [女性/30代/その他]
◆何でもいいってゆうかわかんない [女性/30代/会社員]

【その他】(7.25%)
◆何だか疲れる世の中になってきました。 [女性/40代/専門職]
◆ネットは諸刃の剣であり、双方向の意志伝達可能な伝達ツールの1つなだけ。問題点は使う側のモラルに依存され過ぎな所。 [女性/30代/その他]

インターネットを介して見知らぬ者同志が集まり、デモの規模があっという間に大きくなり革命に至る。特定の指導者や英雄などいない新しいタイプの市民革命…これは、世界の独裁国家に対する警鈴だといえるだろう。エジプトの運動では「右手に投石、左手に携帯電話」が合言葉になったとか。問題になっているのは、宗教でも共産主義でもなんでもない、その国に民主主義があるかどうかだ。インターネットサイトの閲覧や制限をしてきた国家権力も携帯電話の電波まで止めることはできなさそうだ。
《Newscafeアンケート》
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